2009年1月7日(水) まえばるこども議会が開催「調査なくして発言なし」を体現!今後のまちづくりに貴重な視点を提供!

(写真)傍聴席から撮影したこども議会の模様
1月7日(水)前原市議会本会議場で、市内9小学校の代表(5・6年生)18名が議員として、議長は前原小学校の6年生2名が就任。質問は一般議会同様に事前通告されていて、執行部も万全の体制で臨みました。質問内容は、総合学習で学んだこと、日ごろから疑問に思っていることなど、ストレートに質問。あらためて子どもの感性の鋭さに驚くとともに、今後のまちづくりに貴重な視点を提供いただき、少しでも住みよい糸島を創るため、初心に返り議員活動をしていこうと決意を新たにしました。
平成19年12月議会の一般質問で「こども議会の開催」について以下のように提案。
前原市の未来は、子どもたちのためにあると言ってもよいでしょう。児童・生徒が描く糸島・前原の未来に耳を傾けることが必要ではないか。
我々大人が気付かない素晴らしい感性と希望を持っているに違いありません。 大文豪であり、大教育者のであったトルストイの言葉に 「子供はわれわれよりも、またすべての教師よりも真・善・美に近い。子供を教えるということはむしろ僭越である。われわれこそ子供より学ぶべき多くのものをもっている」とあります。
全国では既にたくさんの自治体で「こども議会」を開催しています。
子どもたちにとって、民主主義の文化を身につける良い機会になるとともに、市政への関心を高めてもらうためにも、年に一回程度の開催を望むものですが、如何でしょうか。
議場に立ったという現体験をした児童や生徒から、必ずや糸島、いや日本、世界をリードする指導者が誕生する日が来るのではないか。私たち大人は、そのきっかけをつくる使命があるのではないかと思います。
市長からは、「市行政にとっても、まちづくりのヒントを戴く絶好の機会にもなるので、今後、子どもたち対象の“どこでも市長室”の開催と併せ、市民協働まちづくりの一環として、教育委員会と連携を取りながら、前向きに検討していきたい。」との答弁をいただいておりました。
今回、待ち望んでいた「こども議会」が開催され、感動しながら傍聴しました。
こども議会の詳細は、「広報まえばる平成21年2月1日号」の表紙を飾るとともに、1ページから4ページにわたって掲載されました。
平成21年2月1日号 表紙(PDF:349KB) http://www.city.maebaru.fukuoka.jp/includes/FileUpload/files/kouhou/21-02-01/hyousi.pdf
平成21年2月1日号 1・2ページ(PDF:899KB) http://www.city.maebaru.fukuoka.jp/includes/FileUpload/files/kouhou/21-02-01/01_02.pdf
平成21年2月1日号 3・4ページ(PDF:1.15MB) http://www.city.maebaru.fukuoka.jp/includes/FileUpload/files/kouhou/21-02-01/03_04.pdf
9小学校の児童の質問が終了後、松本嶺男市長が小学校毎に講評を行いました。 休憩も含め、3時間に及ぶハードな「こども議会」もまた、強烈な印象として残り、人生を振り返った時に、忘れがたい経験として記憶されることは間違いないと信じています。
「こども議会」の企画・準備をされた経営企画課職員の皆様、市教育委員会職員の皆様、学校現場でご指導いただいた校長先生をはじめ教職員の皆様、本当にお疲れ様でした。児童が成長し、期待に応えてくれると固く信じております。
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