松本嶺男前原市長に、太陽光をはじめとする再生可能な新エネルギーの積極的な導入に関する申し入れ
5月15日(金)前原市市役所、市長室において平成21年度補正予算いわゆる新経済対策について、前原市においても、スクールニューディール政策などが、確実に事業化できるよう、同僚議員である黒田議員とともに、松本嶺男市長に下記の申し入れを行いました。
平成21年 5月15日
前原市長
松 本 嶺 男 様
公明党前原市議会議員
笹 栗 純 夫
黒 田 公 二
太陽光をはじめとする再生可能な新エネルギーの
積極的な導入に関する申し入れ
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)が「地球温暖化は疑う余地がない」と断定いたしましたとおり、各国各位の努力も空しく、地球温暖化問題は待ったなしの状況にあることは、松本市長をはじめとする前原市職員の皆さんもご承知のことと存じます。
また、昨秋以来世界同時不況に突入し、わが国の経済・雇用情勢は、歴史的な厳しい状況にあります。
そういった内外の情勢の中で政治に求められることは、直面する環境問題に真正面から対処しながら現下の経済危機を克服しつつ、わが国将来の経済社会を強化する施策を打ち出すことであろうと思います。
そのためには、国・県との連携を密にしながら、新たな取り組みを大胆に、かつ、集中的に打ち出す必要があります。また、それが企業者や市民の皆さまの環境を考える大きなきっかけとなり行動に直結すると考えます。
前原市は世界最大の水素タウンとして、国内外から環境先進都市として注目されており、今後どのような取り組みをするのか問われています。
今こそ、日本の環境と経済がともに向上・発展する社会実現に向けて全力で低炭素革命に取り組む必要があると思いますが、そのリード役を我ら前原市が担うべく、下記の通り、要望・提案をいたします。
記
- 太陽光発電設備設置をはじめとするエコ改修を学校施設などの公共施設で実施
- 「クールアース・デー」(一斉消灯)運動の定着と環境意識の向上
- 学校の校庭を芝生化することによる、地球温暖化防止及び子どもの豊かな教育環境づくり、また公園の芝生化で「はだしで遊べる公園」づくりの推進
- 省エネ住宅・建築物の普及促進及び啓発
- 公用車のハイブリッド化・省エネ化及び新エネルギーの導入促進
- 糸島の地域性を考慮したバイオマスタウン構想の策定、バイオマスの変換・利用施設等の一体的な整備促進
以上
その後、公明新聞平成21年5月28日(木)7面「新エネルギー導入を」として掲載されました。
コメントは受け付けていません。