水素エネルギー製品研究試験センター着工式が挙行される
9月5日(土)午前11時から前原IC南地区リサーチパークで「水素エネルギー製品研究試験センター」の着工式が行われました。
世界ではカナダに次ぐ2番目となるもので、水素ガス環境下で使用する「バルブ」「センサ」など水素関連製品の耐久性試験、圧力サイクル試験や共同研究開発を通して、中小・ベンチャー企業の水素エネルギー新産業への参入を支援するために建設されるものです。
施設の竣工は平成22年3月の予定です。
本事業がどれほど凄いかは、出席者の顔ぶれで感じました。
式典で鍬入れされた方を紹介すると、
・ 渡邉正五 公益財団法人水素エネルギー製品研究センター理事長
・ 麻生渡 福岡県知事
・ 鈴木正徳 経済産業省産業技術環境局長
・ 橘高公久 九州経済産業局長
・ 松本嶺男 前原市長
・ 村上敬宜 福岡水素エネルギー戦略会議副会長、九州大学 理事・副学長
・ 内金豊治 財団法人福岡県建設技術情報センター理事長
・ 内藤健三 株式会社内藤工務店代表取締役
福岡県の麻生渡知事は「すぐ隣には九州大学、ここには世界最先端の水素材料関係の研究所があり、これと一体となって、ここでの製品試験・研究を通して非常な広範囲の水素社会ができていくわけで、環境問題、エネルギー問題を考えると、水素社会は最も可能性のある将来の方向である。それを目指し、私どもは大いに努力し、世界に新しいわれわれの文明を作る努力をしていきたい。」と挨拶された。
HyTReC:水素エネルギー製品研究試験センター
前原、糸島地域が世界から注目される日が、着実に迫ってきているとの期待をもった一日となりました。