東京消防庁119番不具合の原因で想うこと
私は、トラブルの原因が報道された後、ツイッターで「東京消防庁119番不具合の原因は単純ミス。重要なポイントには複数体制を敷くべきであったと思う」とつぶやきました。
NHKニュースを見る限り、誤接続された機器はルーター(2つ以上の異なるネットワーク間を相互接続する通信機器)、ケーブルは10ギガビットイーサネット用光ファイバーではなかった想像しています。
私は、システムエンジニアになる前、銀行システムのハードウェアの担当をしていました。YOMIURI ONLINEが指摘しているように、「想定外の人為ミス」であったことは、間違いないと思います。
システムエンジニアはどちらかといえば、データ受信→データ処理→データ出力の範囲では、コンピュータプログラムの不具合(バグ)を徹底的につぶします。プログラムチェックリストの中には、大量データを発生させての負荷試験も入っています。
テストも工程を踏んで用意されていますが、最終の総合運転試験で今回のケースもテストすべきであったと考えます。人間は誤って行動を起こすことを前提にシステム作りをしなければならないと考えます。
自治体職員が電算機(現在はサーバーが主体)に対して、基本的な知識は必須と考えます。機器・接続関連はCEに任せるにしても、概念は頭に入れておく必要があるのではないでしょうか。
フォレストベンチ研究会 宮崎支部の西村和子でございます。 この度の大震災でのフォレストベンチ工法の安全性を早速取り上げて頂きありがとうございました。早速栗原にも伝えましたので、喜んでいることと存じます。今後ともよろしくお願い申し上げます。