国道202号二丈浜玉道路の大入トンネル内が非常に明るくなりました
糸島一市二町が念願の合併を果たしたのは、平成22年1月1日です。その後、糸島市議選が行われ、旧自治体の区割りで選挙が行われ、旧前原市選挙区から糸島市議会議員に選出されました。責任管区として、旧二丈地域も入りました。
糸島市議会議員となって、二丈にお住いの方から最初に相談されたのが、「大入トンネルが暗くて危険です。私たちは、二丈町であった平成8年3月29日、トンネル内事故で亡くなった方のことは、決して忘れてはいません。笹栗さん、事故を防ぐには、トンネル内を明るくすることが一番と考えます。」と相談を受けました。
平成22年から毎年、所管課の課長に申し入れをしてきました。
先日、管理元である福岡県道路公社が、その要望を受け入れていただき、トンネル内が非常に明るくなりました。
平成8年3月29日にトンネル内事故で母親を無くされた娘さんにご報告しました。「事故はトラックが中央線を越えて母(享年64歳)が運転する車と正面衝突で即死でした。母の孫(同時5歳)も後部座席に座っていました、座席の下に潜り込み奇跡的に助かりました。今年、父の四十九日と母の十七回忌一緒にいたしました。亡き母も喜んでいることでしょう」と言っていただきました。
要望活動を始めて、3年かかりましたが実現しました。利用者の要望を真摯に受け止めいただいた関係職員の皆様に感謝申し上げます。
ちなみに、大入トンネルは延長292.0m、幅員9.00mで1982年に竣工しています。
平成25年度から国道202号二丈浜玉道路が無料化となります。交通量が激増すると思われます。ドライバーの皆様の更なる安全運転が望まれます。
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