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情報教育事業推進事業費について質疑しました

2015年 3月 25日

平成27年3月19日、平成27年度予算特別委員会で情報教育事業推進事業費について、以下のように質疑しました。

<質疑1>

実施計画書の進捗状況・現状には正直に「全小中学校に電子黒板を1台配置しているが、実際に授業に活用している学校は半数程度である。」と記述されています。電子黒板を推進してきた私にとっては、非常に残念です。なぜ、使われずに来たのか教えて下さい。

<答弁1>

中学校においては、英語や技術・家庭社会や国語等の授業に於いて電子黒板が積極的に活用されております。小学校では、教科を特定した使い方ができにくいことや、設置が1台であるため教室間の移動等に手間がかかること、教員の電子黒板を活用するスキルが不足している等の理由から活用が進んでいないと認識しているところです。ただし、コンピュータの画面を大型テレビで拡大するような活用はどの学校においても進められているところです。

 

<質疑2>

ICT研究校を1校選定するとなっていますが、研究校は電子黒板を増やす予定はありますか。タブレット端末は全クラス分ですか1クラス分ですか。

電子黒板、タブレット端末を使っての授業科目は何でしょうか。

何処の学校を選定されるお積りですか。

<回答2>

研究校には、電子黒板を1台増やす予定です。タブレット端末は1クラス分の40台を整備したいと考えています。

研究校は募集に応募した学校の中から、実施計画書等の審査を経て決定する予定です。授業につきましては、研究校が決定した後に、学校と十分話し合って決めていきたいと考えています。

 

<質疑3>

研究校の成果の判断、学力向上の尺度は何でしょうか。実施計画書では3年間事業となっていますが、平成28年度、29年度に事業費が計上されていません。しかも最終目標値が1となっています。研究校成果が上がれば、他の学校にも展開する意向をお持ちでしょうか。

<答弁3>

本事業の目的は、「ICT環境を整備及び活用することにより、効果的な教育の在り方を究明する」ものであり、研究校には、教室内での活用から教室外での活用の可能性を含めて、3年をかけて効果的な活用について研究を積み上げてもらうことにしています。

その成果は、今後のICT教育整備計画に反映させ、コンピュータルームのパソコン等を更新する際の指針としていきたいと考えています。

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