【活動紹介】オストメイト対応の多目的トイレの設置が決まる
市議会議員当選後の初議会(平成14年12月13日)の個人質問で、障害者トイレをオストメイト対応の多目的トイレに是非お願いしたいと要望しました。
オストメイトとは人工肛門保有者及び人工膀胱保有者を指します。障害者トイレは手すりや車椅子で入れるスペースがあるが、オストメイト対応にするには、排泄物を洗浄する温水シャワーやシンクなどが必要です。
その後、当時の春田市長は友人にオストメイトの方がおられ、その方にお困りの状況をご自身で確認をされ、市民生部に設置に向け検討の指示をされました。
日本オストミー協会福岡市支部並びに福岡県支部とも連携をとり、近郊で既に設置済の福岡市中央区のダイエー笹丘店に視察(平成14年12月17日)しました。
その後、前原市へダイエー笹丘店や姪浜駅に平成15年3月設置予定のデイトス内の身障者トイレの情報を提供し、行政側からの視察を求めました。
私の提案が庁議にかけられ、厳しい予算編成作業の中で、平成15年度当初予算に組み込まれました。
平成15年3月定例議会で可決され、設置が決定しました。
・平成15年度 4ヶ所
前原市役所1F、解放センター前原市隣保館、伊都国歴史博物館1F(簡易型)と4F
・平成16年度 3ヶ所
JR筑前前原駅北口及び南口、健康福祉センター「あごら」身障者トイレ1F
・平成17年度 4ヶ所
伊都文化会館の1F及び2F、東風(はるかぜ)コミュニティセンター、前原市図書館(パピルス館)
前原市では障害者トイレを設置するときは、オストメイト対応の多目的トイレを設置する方針を固めています。
完成したオストメイト対応多目的トイレ(写真はぱぴるす館)
本ホームページの新聞記事に、公明新聞(平成15年8月15日、平成17年5月25日)及び日本オストミー協会の会報記事を掲載
日本オストミー協会会報PDF 2004.07.07