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「想定を信じるな」の教訓を糸島で学ぶ

2012年 11月 4日
糸島市志摩 福の浦海岸

糸島市志摩 福の浦海岸

 11月4日(日)午後2時、先輩議員である福岡県議2名に同行し、津波が糸島を襲った場合、どれだけの影響が考えられるかの検証に糸島市の海岸線を歩いた。

 最初に訪れた場所は、加布里漁港付近の住宅。大潮の時、道路が海水で浸水する地域にお住いのお宅にお声を掛けた。快く対応いただき説明をいただいた。
 大潮の時は、堤防を海水が乗り越え、玄関先まで浸水するとのこと。床下浸水の一歩手前であること。地元消防団が毎年、土嚢を積んで家屋を守ってくれていることに感謝されていた。「10年前はこのようになるなんて、考えられなかった」と。近年は浸水が恒常化していると伺った。

 福岡県の防災白書では、糸島の津波高は2.23メートル、朔望潮位1.28メートルを合わせると津波高は3.51メートルと想定されている。海抜0メートル地帯は勿論のこと、津波が発生するれば、その影響を受けるとされている糸島市志摩福の浦海岸に赴いた。

 海岸に降り立って、防潮堤を見上げたら丁度、3,5メートル程度ではないかと思った。しかし、海は常に凪の状態であるとは限らない。シケの時や台風を想定すれば、この防波堤では津波は防げないと思った。

 糸島市は津波被害は、比較的低いと想定されているが、3.11の教訓「想定を信じるな」は余りにも重たい。

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