高齢者の運転免許証失効のご相談
74歳になられる方からご相談をお受けしました。
免許証をお持ちの方です。
うっかり更新手続きを失念されていました。怪我で入院され失効していることに気づかれました。
早速、交通安全協会に相談しました。親切に対応いただきました。
公共交通手段が無い地域にお住まいの方は、車は欠かせません。自治体によっては、高齢者で自動車免許証を 返還すると特典があるケースもありますが、全国民がその恩典を受けられるまで至ってない現状にあります。
そこで警察庁は高齢者講習の義務化を行いました。
今回ご相談をお受けした方は、高齢者講習を受けられればまだ、自動車の運転が可能な方です。
今回のご相談は、「やむを得ない事情の有無」で有りの6ヶ月〜3年以内に該当。
・病気にかかり又は負傷したこと。
・海外旅行災害にあったこと。
などの事情のある方に限定されています。
一番留意しなければならないのは、
事 情がやんだ日から1か月以内に手続きしなけばならない。
そうすれば、学科・技能の試験が免除されます。
免許証が失効したと、簡単に諦めるのではなく、お住まいの交通安全協会に気軽にこ相談されることをお勧めします。揃える書類などはお住まいの運転免許センター・運転免許試験場にお問い合わせください。
ちなみに、ご相談者には詳細な手作り手順書「期限切れ免許更新手続きの流れ」をお渡ししました。
高齢者の運転を推奨しているつもりはありませんが、条件を満たせば、最大の注意を払って無事故運転に心がけていただきたいと思います。
不要となった自動車の廃車も速やかに行っていただきたいと思っています。放置自動車が社会問題視されています。
コメントする