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6月定例議会一般質問詳報

2015年 6月 22日
呉市を訪問しデータヘルスを学ぶ(5月18日撮影)

呉市を訪問しデータヘルスを学ぶ(5月18日撮影)

6月11日(木)午後2時から一般質問に立ちました。

テーマは

1.糸島人気を定着させる仕掛けづくりを進めないか

2.データヘルス計画をより効果を高める手法を提案する

3.登下校の安心安全確保対策について

<質問>

只今、議長から発言お許しをいただきました総務文教常任委員会、公明党の笹栗 純夫でございます。

毎日、様々なニュースが飛び込んで参ります。思うのは、グローバル化、ボーダレス化が加速し、社会の変化の凄まじさを実感しています。

私自身に、常に言い聞かせていますが「新しい発想」「柔軟な企画」「大胆な行動」で、変化の波を泳ぎ切りたいと思っています。

昨年の10月25日のコラム記事に、新聞記者として一人前になるために、先輩記者からの言葉が紹介されていました。「考えろ!頭がしびれるほど考えるんだ!」「自分の書いた記事、紙面は、毎晩、抱きしめて眠れ!」と。

今回、そこまではとても到達しませんが、そのような思いで、本日を迎えました。

早速、通告に従い質問に入ります。

件名に掲げている「糸島人気を定着させる仕掛けづくりを進めないか」でございます。

私が昨年から、今年に入って福岡県内の友人・知人・同級生などに数十人の方に会ってきました。「この前、糸島に行ってきたよ。糸島はいいとこやね。食べ物は美味しいし、景色も素晴らしい。羨ましい」「ニュースによく、糸島が紹介されようね」といった声でした。

そこで、冒頭、市長にお尋ねします。「糸島人気を定着させる仕掛けづくりを進めないか」と通告していますが、市長のお考えをお聞きします。

<市長答弁>

私は、公約の中で「ブランド糸島の確立」を掲げていることはご承知のことと思いますが、誰よりもその実現を目指す者として、様々な施策、事業、仕掛けを行い、総合力を持って糸島人気をさらに高め、定着させていきたいと思っています。

<質問>

要旨の一番目に入ります。

「糸島市と唐津市が連携し、JR九州に対し筑前前原から唐津(西唐津)往復のグルメ列車の提案ができないか。」と通告いたしました。

グルメ列車の提案は、ここ数年、私自身発言のタイミングを待っていました。

そう遠くない将来、道州制に移行するのは間違いないとみています。自治体間競争激化も現実にあります。

しかし、県境の壁が無くなることは、明治政府が行った廃藩置県施行以来の大改革であることに、間違いはありません。

唐津市とは、いろんな観点から、特に連携を強化しなければならないと思っています。自治体間の仲が良い、お互いの首長が胸襟を開いて何でも話し合える状態を常に堅持していただきたいと常々、思っています。特に唐津市とは一衣帯水でなければならないと考えます。

一方、市民同士も交流し仲が良いのがベターと考えます。

なぜ始発駅を波多江駅や(仮称)浦志駅にせずに、筑前前原駅と提案した理由は、九州大学に近い波多江駅や(仮称)浦志駅周辺は更に賑やかとなり、人の往来が多くなると予測されます。

この提案は、筑前前原駅や筑前深江駅、福吉駅などJR駅周辺の活性化を狙っています。この事業を契機に、まちづくりの発火点にしたいと考えています。

二丈地域の一部の方の声は「合併しても、二丈地域にとっては、なにも良くなったとは感じない。スーパー“ヨークス”やホームセンター“コメリ”の閉店、コンビニの大入店、上深江店の閉店、糸島市役所二丈支所は証明書発行窓口のみ。二丈浜玉道路が無料化になり車の量は減り、置いてきぼりになっている」

「市民まつりもすべて、志摩に集約された。福岡マラソンのゴール地点も志摩になった。均衡ある発展は何処にいったのか」と声に、二丈地域活性化の一助になればと願っています。

JR九州は、D&S列車すなわち、列車デザイン&路線ストーリーとして全国に名を轟かせている「ななつ星」、大分~日田間の「スイーツ列車」は8月8日に運行開始、なんとスイーツの素晴らしさを引き立たせる器は、糸島の陶芸家の作品が使われる予定であると伺っています。

唐津~小城間で途中乗車も可能な観光列車を走らせています。料金は弁当付で3,500円と聞き及んでいます。

機は熟したと思っています。是非ともトライしていただきたい。商工連携事業と結びつけるのか、九州大学のお知恵をお借りするのか。

目的を達成できるか否かは、天の時、地の利、人の和であると思っています。

天の時とは、地方創生が叫ばれている、今この時、地の利は、絶景の海岸線をひた走り、日本一素晴らしい虹の松原をくぐり、海へと向かう風景。人の和は遠来の客を、真心からおもてなしする、人柄の良さは抜群だと思っています。

いずれにしても、ご賛同いただけるならば、素早い行動に移していただきたいと望んでいます。

なぜ素早い行動が必要かと言えば、地方創生で全自治体が生き残りをかけ、猛烈に走り出しているからであります。

私は営業マン時代、会社訪問して社長さんからご要望をお聞きしたら、徹夜して提案書を作成、翌日提案書をお持ちしていました。懐かしい思い出です。

私の提案に対し、どのようなご見解をお持ちかお伺いします。

<部長答弁>

本市は、筑肥線沿線4市で「筑肥線複線化電化促進期成会」を設置しており、毎年、JR九州に対し、全市長・全議長名で要望書を提出しています。具体的な協議まではしていませんが、合併前から毎年、グルメ列車も含まれる「観光列車の運行」を要望しています。要望時の意見交換でも、JR九州からなかなか良い回答を得られず、実現していないのが現状です。

しかしながら、実現に向け、今後も引き続き要望をしていくつもりです。

また、唐津市は、唐津線に九州横断特急の車両を貸し切り、「利き酒の旅」を実施していますので、筑肥線での運行について、早い時点で一度唐津市を訪問して協議することにしています。

 

<質問>

要旨の二番目「世界に冠たる水素タウンとしての条件は整ってきたと判断する水素自動車導入に向け、具体的に進めないか」と通告させていただきました。

私が冒頭で申し上げた、「新しい発想」「柔軟な企画」「大胆な行動」で本提案を受け止めていただきたいと願っています。

月形市長は4月11日(土)WEB市長室で「ハイトレックに燃料電池自動車「MIRAI」が納車されました」のタイトルで以下のように発信されました。4月11日(土曜日)、市内多久にある水素エネルギー製品研究試験センター(通称HyTReC:ハイトレック)に、燃料電池自動車「MIRAI」が納車され、その納車式に出席しました。(中略)今後も、本市が真の意味で「水素エネルギーのまち」と発展するよう、福岡県、九州大学、ハイトレックと協力していきたいと思います。

と述べられています。残念ながら、糸島市に水素ステーション設置や水素自動車導入には触れられていません。

通告後、不思議にも広報いとしまの表紙が糸島で第1号となるハイトレック所有の水素自動車MIRAIが掲載されているではありませんか。

私の都合で考えれば正に、天の時が来たとの思いです。

しかし、ネックであった水素ステーションが福岡市に設置されました。またタンクローリー型の移動型水素ステーションがやがて稼動いたします。

条件は揃ってきました。市の公用車もしくは、九州大学工学部に行くバスなどに水素自動車を走らせませんか。見解をお聞かせ下さい。

<部長答弁>

水素自動車については、できるだけ早期に導入したいと考えている。

公用車として導入することで、環境への配慮を含め、市内外へPRすることもできる。

一方、水素自動車の生産が、市場の需要に追い付いておらず、今、注文をした場合でも2018年以降の納車となる見通しである。(3月31日付けの<MIRAI>納期目処に関する案内)(トヨタのホームページ上)

今後、情報を収集し、全庁的な公用車の更新計画と併せて、水素ステーション等のインフラ整備の状況を含め、導入時期や導入方法を検討したい。

<部長答弁>

水素自動車のバス(燃料電池バス)は、現在、実用化に向け、研究や実証実験が実施されている段階である。今後、本格的な市販が始まり、価格や補助制度などが決まれば、導入について事業者と協議したいと考えています。

なお、本格的な市販については、2021年以降になると考えています。

 

<質問>

三番目の要旨に入ります。「糸島の魅力を市内居住者、市外からの来客者のためAR(拡張現実)を導入しないか」と通告しました。

私が、AR(拡張現実)を初めて知ったのは、政務調査で平成25年10月4日(金)、場所は熊本市中央区桜町にあるNTT西日本熊本支店 桜町ビル1Fに常設展示の「スマートひかりスクウェアくまもと」。

タブレット端末をお借りし、プロジェクトで取り組んでおられる実証実験をAR(拡張現実)で確認しました。

ARとは、Augmented Reality(オーグメンテッド・リアリティ)の略記。

日本語にすると、「拡張現実」。ディスピレイに映し出した画像に、バーチャル情報を重ねて表示することで、より便利な情報を提供する技術です。

精細なディスプレイとカメラを搭載したスマートフォンの普及により、AR技術を利用した多数のアプリが開発されていることを学びました。まさに目から鱗。久々のカルチャーショックを受けました。

近い将来、糸島市でも是非とも導入を進めたいという衝動に駆られました。

今回、提案した理由は携帯電話保有者の多くが、スマートフォン所持者であること。

中高年でタブレット端末に根強い人気があること。母の日、父の日にIPADをプレゼントするする人が、増えている現状にあります。

私が初めてARに出会って2年、その間、凄いスピードでAR技術が進歩しています。無料アプリも相当数、開発されています。

QRコード(2次元バーコード)がまだ主流ですが、QRコードにスマホやガラケイをかざすと該当ホームページまでは、辿りつきますが、そのあと情報を検索する手間がかかります。

ARはその手間がかかりません。ARの種類を全て、勉強したわけではありませんが、スマホのARアプリを起動して専用マーカやARを埋め込んだ写真にかざすだけで、動画が出てきます。

ビジュアル性が格段に向上しました。2~3秒で動画が現れてくることは最大の魅力です。

なぜ、ARに飛びついたかは、ARの無料ソフトがあること。入手及びダウンロードが簡単であることがあります。

糸島の良さを五感で感じていただくことが大事と考えます。特に映像で語りかける効果は抜群です。

広報「いとしま」に導入できれば、他都市に先駆けてすばらしい糸島市の魅力ある発信ができるのではないかと思います。

糸島に住んでおられる方が、より糸島を好きになっていただき、糸島をPRしていただきたいと願っています。

「市外からの来客者のためAR」と通告していますが、これは主に観光を年頭においています。

ARコードを観光チラシや観光案内版に貼り付け、まずは、日本語版と世界共通語と言ってもいい英語版を用意すればよいのではと考えます。

導入について見解を求めます。

<部長答弁>

現在、特に民間の営業部門で、ARを使ったパンフレットやチラシ、名刺、商品・お菓子の袋等で動画を発信するサービスが広まりつつあります。

広報紙での活用も、全国でいくつかの自治体で取り組んでいることは承知しています。

ご提案の広報紙、観光チラシ等へのAR導入については、動画作成やファイルサーバー保存に係る多額の経費を要することをはじめ、スマホの対応機種、通信環境による不具合や契約内容によるパケット容量の超過、アプリインストールの面倒臭さなどの問題もあります。

市としては、社会の流れ等も考えると、ICTの活用は大変重要であると同時に、積極的に取り組んでいきたいと思っています。情報発信においてARは、魅力ある手法であるとは思っていますが、なにぶん新しい技術であることから、もう少し調査・検討させていただきたいと思っています。

<部長答弁>

ARについては、先に述べたとおりです。

動画に関しては、114本の動画をホームページにアップしており、スマホでも見ることができます。80本は、緊急雇用創出事業を活用して制作しています。

本年度、既存ホームページの分析・調査等を行っていますが、28年度にはリニューアルする予定で、さらに情報発信の強化を図っていきます。

 

<質問>

2番目のテーマに移ります。

「データヘルス計画をより効果を高める手法を提案する」と通告しました。

私は昨年12月一般質問登壇以降、ずっと、「地方創生」を追っかけてきました。

私の目に飛び込んできたのが、平成27年1月、総務省地方創生に資する地域情報化大賞において「部門賞」を受賞された広島県呉市のレセプト分析技術です。

政府はこの成果を受けて、全国自治体に「データヘルス計画」を策定するように指示しました。

まず、お聞きします。糸島市のデータヘルス計画の策定のポイントは何か。併せて、策定目的、計画期間、主な取り組みを教えていただきたい。

<部長答弁>

  • 健康・医療情報を活用して、企画・実施・評価・改善といったPDCAサイクルに沿った、効果的かつ効率的な保健事業の実施を図るための事業計画であるということ。
  • 健診、医療、介護データから本市の健康課題を明確にし、本市に即したより効率的な保健事業を実施していくこと。
  • 特定健診等実施計画との整合を図るため、平成27年度から29年度までの3か年としている。
  • 主な取組みは

1.脳梗塞・虚血性心疾患を予防するための心電図検査対象者拡充事業

2.医師会と協力連携した糖尿病重症化予防事業

3.特定健診受診率向上事業(未受診者対策)

4.特定保健指導実施率向上事業

 

<質問>

次に、糸島市のデータヘルス計画の到達目標は、どのように設定しておられますか、お尋ねします。

<部長答弁>

  • 平成29年度までの中期目標として、

1.医療費に占める入院医療費の割合の減少

47.5%⇒45.8%

2.月80万円以上の高額レセプト件数に占める虚血性心疾患の割合の減少

5.2%⇒4.6%

3.月80万円以上の高額レセプト件数に占める脳血管疾患の割合の減少

11.5%⇒10.3%

4.糖尿病性腎症による新規人工透析患者数の現状維持

6人⇒6人(国県と比較し、低い水準であり現状維持)

5.65から74歳の要介護認定者の血管疾患の有病率の減少

90.2%⇒85%

6.要介護認定者に占める75歳未満の要介護認定者の割合の減少

13.8%⇒13.2%

 

<質問>

糸島市のデータヘルス計画において、レセプトデータ分析等については、どのようなシステムを利用しているのか、お尋ねします。

<部長答弁>

  • 国民健康保険中央会がシステムを構築して、平成26年3月末から順次市町村に公開している、国民健康保険のデータベースである国保データベースシステム(KDBシステム)を利用。

 

<質問>

私が政務調査で訪れた広島県呉市は、レセプトデータと特定健診データを活用し

・ジェネリック医薬品に切り替えることによって一定以上の医療費負担軽減効果がある者に、削減額等を通知

・健診データから異常値の者を抽出、レセプトデータと突合して、医療機関未受診者に受診勧奨

・運動や食事などの生活しゅうかん改善を指導(重症化予防プログラム)

・複数の医療機関に同一の疾病名で受診している者などに対して訪問指導

などを行っていますが、本市においては、どのようなデータ分析を行い、どのように保健指導に繋げていこうとされているのか答弁願います。

<部長答弁>

  • KDBシステムにおいて、特定健診受診結果とレセプトを突合して、保健指導の対象となる人を抽出しており、これらの対象者に対して、保健師等による保健指導を行っている。

※分析項目

高額になる疾患

長期入院

人工透析患者

生活習慣病レセプト

要介護認定状況

健診有所見状況

メタボリック該当者・予備軍の把握など

  • また、保健指導対象者は、重症化予防対象者、紹介状発行対象者、治療中だが改善が見られない人といった順に優先順位をつけて実施している。

 

<質問>

また、現在、行っているレセプト点検(レセプトデータチェック)内容について説明を求めます。また、本年度より、データヘルス計画を実施することにより、レセプト点検の内容に変更はありますかお尋ねいたします。

<部長答弁>

  • 被保険者の加入資格に係る点検と、病名に対する診察・検査・投薬が適正であるかの内容点検の二つを行っている。

一次点検は国保団体連合会、その後の2次点検は市で行っている。

データヘルス計画の実施による、レセプト点検の内容の変更はない。

 

<質問>

2番目の要旨「先進地で投資額の約8倍の成果、すなわち医療費の減額という成果を上げている。レセプトデータの分析技術は大変すぐれていると思う。是非とも導入すべきと考えるが見解を伺う。」と通告しました。

データヘルスの推進に関する政府方針(平成25年6月14日閣議決定)時の安倍首相の成長戦略第3弾スピーチを紹介します。

「レセプトにつまっている健康情報。これを分析・評価すれば、健康管理に繋がります。様々なサービスを生み出しうる宝の山です。すべての健康保険組合や国保などの保険者に対して、加入者の受診データの分析と評価を導入し、加入者の病気予防に取り組むように求めていきます。」と述べました。

レセプトには多くの場合、複数の傷病名、診療行為、投薬名などが記載されており、傷病名とそれに対応する診療行為、投薬名との関係、関連性は書かれていません。

単純にレセプトを集計するだけでは「傷病名ごとの医療費が算出できない」「治療中の傷病名が把握できない」などの課題があり、効果的な保健事業への活用が困難でした。

呉市は、この課題を解決するため、医療とICT技術の両方にノウハウを持つ民間企業と協力。

同社の独自レセプト分析技術により、傷病名と診療行為・投薬名を関係づけることで、傷病名ごとの医療費を算出でき、レセプトデータを保健事業に活用できる有効なデータに変えることが可能になりました。

このレセプトデータの分析結果をもとに糖尿病の重症化予防、頻回受診者への指導、ジェネリック医薬品普及のための通知といった様々な保健事業を実施し、投資額の約8倍という成果、すなわち医療費の減額という成果を上げています。

例えば、ジェネリック医薬品通知で薬剤費を年間で約1億4730万円削減、糖尿病性腎症重症化予防事業は、平成22年から25年の指導対象者260名のうち透析移行者は0で呉市全体の新規透析患者数の減少に貢献しています。

呉市の取組みの一部を紹介しましたが、本市のデータヘルス計画において、これから申し上げます3つの取組みはどのように行っていくのか。呉市との違い、成果目標も含めて、答弁をお願いしたい。

・糖尿病の重症化予防

・頻回受信者への指導

・ジェネリック医薬品普及のための通知

以上の3点です。

<部長答弁>

糖尿病重症化予防については、特定健診結果から対象者を抽出し、小学校区ごとに対象者リストを作成して、地区担当保健師が訪問指導を行い、医療機関への受診勧奨を行うこととしている。

また、医師会と連携した取組において、医療情報と保健指導情報を共有し、重症化予防の連携を図ることとしている。

・中期目標値:糖尿病性腎症による新規透析患者数の現状維持

H25 6人 ⇒ H29 6人

・短期目標値:糖尿病重症化予防対象者(未治療者のヘモグロビンA1c6.57以上、治療中者の7.0以上)率の減少

H25 7.6% ⇒ H29 5.7%

▼呉市との違いは、市から委託された看護師が指導しているところである。

本市は2か月に1回、医療費通知で医療機関や医療費の額をお知らせしているが、頻回受診者への訪問指導は行っていない。

今回のご指摘を受け、来年度から国保データベース(KDB)システムを利用し、頻回受診者への訪問指導の取り組みを行うところで準備を進めていく。

 (※平成28年度から国保連合会への業務委託予定)

▼呉市はレセプトで頻回受診者をリストアップし147人の訪問指導を行っており、診療費削減額は1,351万円

③切り替え効果の高い人から、毎月約400通発送

(ただし、差切り替え効果は、県医師会との関係で金額表示ではなく一定割合を表示している。)

・医療費削減効果額は18,829千円/年

・1通当たり効果額は4,534円=18,829千円/4,153通

・普及率は57.1%

▼呉市は隔月に削減効果額の高い人から約3,000通発送

切り替え効果額を表示

・医療費減効果額は147,300千円/年

・1通当たり効果額は5,216円=147,300千円/28,240通

・後発医薬品普及率は82%、平成20年7月から開始

 

<質問>

福岡県内において、呉市と同様のレセプト分析等を行っている自治体はありますか。その、導入理由と導入後の状況を教えて下さい。

<部長答弁>

  • 県内で、データヘルス計画を策定するに当たり、呉市と同様のレセプト分析を行っている自治体は4自治体(宗像市、那珂川町、飯塚市、小郡市)と聞いている。

導入した2自治体に状況を聞いたが、導入理由は、高額医療費の原因把握、医療費削減取組の重点化、医療費分析の技術が高いなどであった。

導入後の状況は、データ分析の技術が優れており、職員の分析作業の時間が削減できるなどとのことであったが、保健指導支援システムの活用までにはまだ至っていないと伺っている。

 

<質問>

これと同様のシステムを導入するとなると、糸島市医師会、歯科医師会、薬剤師会などの意向もあると思われます。システム導入について、市の見解をお聞かせいただきたい。

<部長答弁>

  • 本市と呉市のシステムの違い

呉市のシステムは、レセプト情報に特化し、大変優れた分析技術で、医師会の協力を得て、短期間での医療費削減の効果があるものになっている。

本市のシステムは、レセプト情報に加え、特定健診、介護保険、後期高齢者医療の情報も組み入れ、市民の方への保健指導、健康づくり事業への活用を目的としたシステムとなっている。

  • 呉市と同様のシステム導入は

呉市のシステムを導入し、医療費削減の効果を出していくためには、議員ご指摘のように、医師会の協力が不可欠となってくるが、先ほど、ジェネリック医薬品の利用促進のところで答弁したように、県医師会を含め、糸島市三師会の全面的な理解と協力を得るのは、現時点では難しいと思われる。

また、現在利用のシステムも昨年度に導入したばかりであり、本年度よりスタートさせている小学校区単位の健康づくり事業にも適しており、将来的には、協会けんぽ、共済組合のレセプト情報も取り入れられる「ビッグデータ構想」もあり、当面は、現システムを利用していく考えである。

なお、今回、議員よりご指摘のあった頻回受診者への訪問指導を含め、現システムの中でも取り入れ可能な呉市の方式については、積極的に取り入れていきたい。

 

<質問>

「校門をくぐればメールでお知らせする「登下校 ミマモルメ」の導入案内を教育委員会で検討しないか。」と通告しました。

情報メールいとしまで、小中学生の下校時にわいせつ行為や声掛けが起こっており胸を痛めています。

一刻も早く、安心安全で楽しく無事故で登下校していただきたい。

糸島市は、他の自治体と比較して、登下校時の見守り活動が、活発に行われている地域であると感謝しています。

ボランティア活動を否定するものでは、断じてありません。

また、放課後児童クラブに通う児童が増えています。その児童が帰宅する時刻は、下校時見守りのボランティアの方々は残念ながらおられません。

より児童を安全に見守るためにこのシステムはすぐれていると思っています。本システムはランドセル等にICチップを埋め込んでおくだけで動態管理ができるという利点があります。

本システム導入実績が500校を超えていますが、大半は私立校です。費用負担も発生します。

私も、NTTデータ時代に学校やPTAにメール配信システムを提案した営業経験がありますが、

GPS機能の付加など隔世の感があります。私が調査した範囲では、最も優れた機能を持っていると思っています。

糸島市でいとごんカードによる「登下校みまもりシステム」が実証実験中とお聞きしています。

是非とも、これだけ評判の良いシステムの利点を活かしていただきたいと願っています。見解をお聞きします。

実証実験されている「いとゴンカードによる登下校見守りシステム」の機能充実を図り、実用に入っていただきたい。

<部長答弁>

「ミマモルメ」の機能を研究させていただきながら、実証実験中である「いとゴンカードによる登下校の見守りシステム」を実用化できるよう九州大学と力を合わせて努力していきます。

 

今回は三つのテーマを掲げ、質問しました。

いずれも、真摯に受け止めていただき答弁いただきました。心より感謝申し上げます。

以上を持ちまして、一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

 

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