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平成24年3月一般質問

2012年 3月 14日
小水力発電が待たれる白糸の滝

小水力発電が待たれる白糸の滝

平成24年3月13日(火)午前10時45分より一般質問に立ちました。

冒頭質問1 おはようございます。只今、議長から発言お許しをいただきました。建設産業常任委員会、公明党の笹栗 純夫でございます。

今回は、4つのテーマを掲げました。

1.糸島市が観光立国日本のトップを走らないか

2.市長施政方針「いとしま健康まちづくり」について

3.再生可能エネルギー導入及び熱暑対策について

4.女性の視点を生かした災害対策について

3月議会で一般質問するにあたり、糸島市民の皆様約300人の方々と直接お会いし、合併二年目を迎えた糸島市の今後の在り方、昨年の東日本大震災を市民の皆様がどのように受け止めておられるか、ご意見を伺って参りました。いつもは、テーマは2項目から3項目ですが、市民の皆様から頂いたご意見を集約すると約20テーマにも上りました。その中から、私なりに優先順位を付けさせていただき、結果的に4テーマに絞り込みました。

冒頭、4つのテーマすべて、市長にお尋ねします。

一番目のテーマ、「糸島市が観光立国日本のトップを走らないか」

要旨(1)で「市長の観光振興に対する基本的な考え方と、目指す方向性について伺う。」と市長にお尋ねしています。要旨(2)から(4)は各部長から答弁をいただきますが、(2)から(4)に対するご意見を踏まえたうえで答弁望みます。

市長答弁  我が国は人口減少社会に突入し、本市でも41年ぶりに人口が減少しました。

私は地域が元気でいるためには、その地域内において、人の動きがあることが必要であると思っております。

糸島に来てもらい、ファンになってもらって、再び訪れてもらう。そして消費してもらう、出来れば住んでもらえるようなことになれば、こんな嬉しいことはありません。

このような点から観光振興は、地域振興の起爆剤であると思っております。

昨年、糸島市観光振興基本計画を策定しました。計画では、癒しや学習を求める近年の観光ニーズに応えるべく、自然、歴史資源、あるいは生活そのものなど「今あるモノ」を観光資源として生かし、訪れられた方が、住民とふれあいながら本市の良さを共感し、それが将来にわたっても持続できるような観光を推進していきたいと考えております。


冒頭質問2 2番目のテーマ「市長施政方針“いとしま健康まちづくり”について」でございます。

要旨の(1)“健康づくりセカンドステージ”と位置付け、生活習慣病の予防に力をいれる市長の思いは。特に生活習慣病の罹患率が高いことをどのように分析し、克服していこうとされているか。でございますが、松本市長就任後、絶えず市長の脳裏から離れなかったテーマでなかったと推察しています。市長就任から今日まで、「いとしまの7不思議」とも思われる「慣病の罹患率が高いことをどのように分析し、克服していこうとされているか。」市長の率直な思いをお聞かせ下さい。

市長答弁  本市では、食生活の欧米化や運動不足などにより、悪性新生物(がん)や心疾患、脳血管疾患などの生活習慣病が増加しております。また、要介護認定の原因疾患でも、脳血管疾患や認知症が上位を占めています。これらの生活習慣病を予防することが、喫緊の課題であると考えております。

生活習慣病の予防のためには、がん検診や特定健診を受けて、早期発見・早期治療することが大切で、「がん検診」や「特定健診」の受診率向上のため、重点的に取り組んで参ります。

また、日常生活の中で、病気にならないように取り組む「一次予防」として、市民一人一人が、「自分の健康は自分で守る」意識を持ち「健康づくり」に取り組む。このことが最も重要であると考えております。

このため、施政方針の「いとしま健康まちづくり」に掲げておりますように、平成24年度から「健康づくりセカンドステージ」として、市を挙げて健康づくりに取り組み、市民の皆様の「健康寿命」を延ばしたいと考えております。


冒頭質問3  3番目のテーマ「女性の視点を生かした災害対策について」でございます。

(1) 女性の視点からの防災対策マニュアルとなっているか。

(2)防災訓練に女性や高齢者、障がい者の参加を促す仕組みを導入する必要があると えるが、見解を伺う。

(3)防災訓練に女性や高齢者、障がい者の参加を促す仕組みを導入する必要があると考えるが、見解を伺う。

(4)危機管理課に女性職員登用(嘱託)を望む。

と4項目の要旨を掲げました。

私ども公明党女性局長の山本かなえ参議院議員と、電話で色々、意見交換をいたしました。山本議員は東北被災地にも何十回となく、足を運び、被災者の現状、女性の叫びを受け止めてきておられます。山本議員から私に「笹栗さん、避難所のリーダーは男性に頑張っていただいています。発災直後は、全く女性の視点、女性の声が行政に届きませんでした。極論すると、人間の尊厳まで奪われたような悲惨の状況でした。計画・訓練・運営に女性がしっかり、参画しなければなりません」との助言をいただきました。

3.11発災後のエピソードを一つだけ紹介します。

私は、昨年も押し迫った12月26日(月)ジャーナリストの森田実氏に会いに。神奈川県真鶴町を訪れました。目的は、「第一回フォレストベンチ現地講習会と森田実先生のご講話」が開催されました。昼食を取りながら森田先生と意見を交わすことが出来ました。その森田実の言わねばならぬ【147】で

東北地方整備局にはヘリコプターが1機ある。「みちのく号」である。2011年3月11日の大震災直後にみちのく号は仙台空港を飛び立ち、被災地上空の撮影を続けた。みちのく号が撮影した映像を収録したDVDの中には、巨大津波が福島第一原子力発電所に襲いかかる寸前の映像記録もある。津波の第二波の映像もある。貴重な記録である。みちのく号が仙台空港を飛び立った直後に、巨大津波は仙台空港を呑み込んだ。間一髪だった。撮影を終えたみちのく号はやむなく福島空港に着陸した。地震直後にみちのく号を飛び立たせる決断をしたのが、防災課長だった女性の熊谷順子さんだった。すごい人である。と。少し長い引用となりました。

極限下で適格な判断をされたのは、紛れもなく東北地方整備局の徳山日出男局長や熊谷順子さんは歴史に刻印されるでありましょう。

今までの防災計画での部分最適から、女性の観点を含んだ全体最適を目指すべきだと考えます。

市長にズバリ聞きます。要旨の(4)危機管理課に女性職員登用(嘱託)を望む。にご回答いただければ、その女性の方が、中心となって要旨(1)から(3)は解決するわけです。市長の見解を求めます。

市長答弁  危機管理課に女性職員を登用し、災害対策に女性の声を反映させてほしいとのご提案でございますが、ご指摘のとおり、災害時の男女ニーズの違いによる避難所運営や女性の一人暮らし対策、防災訓練など、女性の視点や力を地域の防災に役立てていただく必要があると認識しております。

どのような方法で女性の視点を生かした災害対策を進めるべきか、外部の女性の声も聞き、女性職員の登用も図っていきたいと考えております。


冒頭質問4  最後のテーマ。「再生可能エネルギー導入及び熱暑対策について」

要旨の(1)再生可能エネルギー導入に関する市長の見解を伺います。

市長答弁  議員もご存じのとおり、地球温暖化を防ぐ手立てとして、再生可能エネルギーの導入は、日本国内においても大きな課題であります。

また、東日本大震災以降、電力の安定供給に対する懸念が高まり、九州管内においても節電要請が出されるなど、その必要性が更に高まっております。

このような背景のなかで、市としても、火力や原子力発電など、既存の電力に頼らない社会を築くために、再生可能エネルギーを軸として、糸島地域におけるエネルギーの自給自足、地産地消を推進していく必要があると思っております。

さらに「いとしま環境都市づくり」を進めていくためにも、再生可能エネルギーの導入・推進は欠かせないものであると判断しております。

そこで、担当部署を設け、ここを司令塔にしまして、原発代替エネルギーとして、水素エネルギーをはじめ、糸島地域に適したエネルギーの調査研究、誘致に関する情報収集などを行いながら、メガソーラー発電や風力発電など、再生可能エネルギーの設置向けて取り組んでまいりたいと思っております。


 

個別質問  (2)“市の木・花・色・歌・キャラクター”のPRと観光振興に寄与するため、具体的にどのような戦略をもって臨むのか。

施政方針の中に「市民の一体観の醸成に繋がった「第1回市民まつり」の開催や“市の木・花・色・歌・キャラクター”が決定とあります。

① “市の木・花・色・イメージソング・イメージキャラクター”を制定した目的な何か。

部長答弁  「市の木・花は、本市の自然の豊かさや季節感、地域風土のやさしさを表現する」「イメージカラーの黄色は、“幸せの色”“元気が出る色”として、躍動感あふれる市のイメージを確立する」「イメージソングは、郷土愛や一体感の醸成に加え、市内外に糸島の魅力をアピールする」そして、「キャラクターは、地域経済の活性化や観光客の誘致を促進する」

以上を主な目的としております。

特に、イメージソングとキャラクターは、本市の魅力を直接PRするツール(道具)であると考えております。


個別質問  ② “市の木・花・色・イメージソング・イメージキャラクター”をどのように活用をするのか(しているのか)
部長答弁  市の木・花・色につきましては、すでに封筒や看板、チラシ、名刺等に活用しておりますが、今後は市民へ浸透と普及を促進するため、選考理由などもPRいたします。

また、木・花については、メディアでも紹介していただくよう、働きかけます。

イメージソングは、イベントや公共施設のBGM、市役所の電話保留音などに活用します。また、現在放送中のFMラジオ番組「ぶらり糸島」でも曲を流しております。小学生の音楽祭(2月開催)では、既にイメージソングを歌っております。今後は中学生の合唱コンクールなどでも活用に努めてまいります。

キャラクター「いとゴン」の着ぐるみについては、すでに市内外のイベントで活用されております。今後は、企業や団体にも無料で貸し出し、露出度を高めてまいります。現時点で、市の行事を含めて、50回以上の予約が入っております。

また、キャラクターのイラストは、市の刊行物のほか、民間の商用利用でも糸島のPRに結び付く場合は、自由に利用していただけるようにしております。すでにリース用玄関マットや大型スーパーでの糸島産加工品のPRなどの活用事例も出て来ております。


個別質問  ③ その活用方法が、観光振興にどのように結びつくのか
部長答弁  露出と活用の頻度をあげて、市民の皆さんが常に、イメージソングやイメージキャラクターの存在を感じ、愛着を感じる雰囲気を醸成することが先決だと考えております。

それが、観光客が糸島市に来た場合に「糸島に来たら、どこもいとゴンだらけ」「イメージソングがどこからとなく聴こえてくる」と感じる環境を生みます。

この環境が、観光客や旅行関連事業者等の「糸島は市民全体が盛り上がっている」という好感につながり、本市の既存の地域資源とあいまって、さらなる相乗効果を生んでいくと考えております。


個別質問  ④ きちんとした活用方針が準備されているのは当然のことですが、特に観光振興における市の慣行の活用は特に柔軟さ、臨機応変さが求められると思う。大丈夫ですか。
部長答弁  議員のご指摘は、じゅうぶん認識しております。

これにつきましては、寄せられる反応をよく分析し、また、専門家の意見や他自治体例も参考にさせていただきながら、臨機応変に対応していきたいと考えております。


個別質問  ⑤ この要旨について最後にお尋ねしますが、市民への浸透は。いつまでに達成するつもりかお答えください。
部長答弁  スピード感が勝負であることは十分認識しております。

市民への浸透は、遅くとも2年以内には実現しなければならないと考えております。


個別質問  (3)福岡市の観光行政重視政策と連動して、外国人観光客受け入れの準備ワーキングを立ち上げないか。

福岡市の現経済振興局、平成24年度から経済観光文化局になりますが、そこの職員からお聞きしました。昨年は、3.11東日本大震災の影響で、中国・韓国から博多港へのクルーズ船の寄港は26回、今年は72回予定されており、定員ベースで16万9千人が福岡に上陸する。すべて日帰り、経済特区でビザなし、お買い物と大宰府への観光がセットになっているとのお聞きした。初年度は日帰りであるけれども、博多を気に入っていただき、リピーターとして、再び来日していただき、2、3泊していただきたいのが狙いだそうです。2泊、3泊されて、買い物に興じられる方もおられるでしょう。しかし、足を延ばしていただいて、糸島にどうぞというコースも提供しようではありませんか。

① 中国人、韓国人を置け入れ対応できる準備を開始すべきと考えます。何を準備すれば良いとお考えでしょうか。

部長答弁  外国人観光客を受け入れる準備としては、

① 相手の文化を知ること

② 観光案内所や飲食店などの事業所で外国語対応が可能になること

③国語を表記した案内サイン、パンフレットなどが必要であると考えています。

また、外国人観光客を受け入れる為には、市内部の組織体制の充実や、市を挙げての歓迎ムードづくりが必要であると考えています。


個別質問  ②英語、中国語、韓国語のサインやマップ、外国語が話せるガイドの養成などが必要と考えますが如何でしょうか。
部長答弁  必要であると考えています。

そこで、今年度は英語、中国語、韓国語のマップやDVDを作成しております。また、外国人観光客接客研修も行っております。

さらに来年度から予定しておりますサイン整備事業では、英語の表記も予定しております。


個別質問  ③ そのために、外国人観光客受け入れ準備ワーキングを発足して、準備し受け皿づくりを進めないといけないと思いますが如何でしょうか。
部長答弁  今年度外国人接客研修事業を実施しました。

その結果、受講者数は、観光協会会員のうち観光に直接関係する事業者の数を基準にすると、およそ15%と、事業者の外国人誘客の姿勢は消極的でした。

要因としては、テレビなどでも取り上げられる“文化の違い”によるトラブル回避も一つとして考えられます。

したがって、外国人誘客の気運を起こすには、“相手方の文化を知ること”が大きなカギではないかと思っております。

現在、外国人誘客の気運の起こし方、さらには人材育成などの受け入れ体制作りの計画を、観光振興基本計画に基づいて設立した糸島市ツーリズム推進協議会の中で検討しています。


個別質問 ④ 糸島で受け入れ態勢が出来れば、福岡市と観光協定を結ぶことも視野に入れて取り組んだら如何でしょうか。
部長答弁  外国人観光客の誘客は、福岡市などを含めた広域観光の中で、連携して本市への来訪者を増やしたいと考えております。現在、福岡地区観光協議会、あるいは玄界灘観光圏におきまして、福岡都市圏を始め唐津、壱岐市などの自治体と連携し、広域観光の取り組みを進めております。

個別質問  (1) 私は、大きなタイトルで「糸島市が観光立国日本のトップを走らないか」と申し上げました。糸島の恵まれた自然環境、食材、伝統芸能を含めた文化、住まいを融合した新しい観光スタイルを糸島から発信しませんか。
部長答弁  本市は歴史資源をはじめ、風光明媚な美しい自然環境、そこで育まれる新鮮で安心・安全な農林水産物、多くの工房やギャラリーなど観光資源に恵まれています。

このような「観光資源の強み」を活かして、昨年の3月に策定した観光振興基本計画の中に、基本戦略として謳っているグリーン、ブルー、ヘルスツーリズムの推進。歴史を楽しむ観光の推進。食を楽しむ観光の推進。観光ハード整備。おもてなしの人材育成。誘客戦略の強化など、実施スケジュールに基づいて取り組んでいくこととしております。


個別質問   (2)特定健康診査の自公負担の無料化で受診率を何%に引き上げる目標にしているか。また、具体的な取り組みについて伺います。

① 考案日でお聞きしましたが、平成23年度実績は目標55%に対し、24%止まりになるとお聞きしました。何故、特定受診率が低調であったかの原因はどのように分析されていますか。

部長答弁 ①平成23年度の受診率向上対策として、

・40歳60歳の節目年齢の方へ無料クーポン発行

・心電図検査の拡充事業 Ⅱ度以上高血圧者126人

・各種団体の総会等での啓発

・モデル校区訪問相談、受診勧奨 看護師2名雇用

・対象者への個別通知、未受診者への電話勧奨

などに取り組みましたが、単年度での受診率の大幅な向上は出来ませんでした。

②その原因として、

・病院にかかっているので「健康診査」を受ける必要はないと思っている。

・自分の健康に関心が薄い。健康診査に関心が無い。

・自己負担金が高い。※病院の血液検査の受診料に比べて総合健診では希望日に受けられない。待ち時間が長い。

・仕事が忙しく健康診査が受けにくい。(40~60歳代)

などが挙げられます。

② 民のこのような考え方を変えるには、健康づくりに対する気運を上げる取り組みを、市と地域、事業者、関係団体が連携して、根気強く推進する必要があると考えています。


個別質問  ③ そして平成24年度の目標は特定健診受診率の目標が42%であるとお聞きしました。42%に設定した根拠についてお伺いします。
部長答弁  ①平成24年度の国の特定健診の受診率目標は65%となっておりますが、本市の目標達成は困難な状況です。

②このため予算では、前年度(H22)の受診率の2倍を目標とすることにし、42%、7,560名分の検診料を計上しており、先ず、この42%を目標に努力してまいります。


個別質問  ④ 目標を達成するための戦略について伺います。
部長答弁  平成24年度の特定健康診査、受診率向上の新たな取り組みとしましては、

① 自己負担金の無料化

② 個別検診の期間延長と受診勧奨

③ 心電図検査の拡充(Ⅰ度以上140-90の血圧を対象)

④ 総合健診の実施回数増加 43回→52回

⑤ 懸垂幕、のぼり、ポスター設置

などに取り組むことにしております。

特に、大幅な受診率の向上のためには、市が実施しております総合健診(集団検診)の充実だけでは限界があると考えております。このため、医療機関で個別に受ける健診(個別検診)の推進が重要な課題であると考えております。


個別質問  ⑤ 医療機器案での特定健診の推進が重要な課題と言われましたが、そのためには医師会の協力が不可欠と思うが、どのように取り組まれるのか、お尋ねします。
部長答弁  ①医療機関での特定健診を延ばすためには医師会との連携強化が必要と考えております。このため、平成24年度に、医師会、歯科医師会、薬剤師会と健康づくり推進に係る協議会を新たに設置し、特定健診を始めとする健康づくりの推進を、一体となって推進する体制を整えたいと考えています。

②また、糸島医師会には、医療機関で個別に受ける健診(個別検診)の受診勧奨と実施期間の1ヶ月延長をお願いし、受診率の向上を図る予定にしています。


個別質問  (3)健康づくりは、健康な土壌から育った元気な野菜摂取が重要と考えるが、食の観点から自然食普及の啓発・支援が出来ないか。

① 健康な土壌を維持するため市として、どのような撮り組をされているのか。お尋ねします。

部長答弁  健康な土壌を維持するための取組としまして、稲わらと堆肥との交換による『耕畜連携』が推進され、稲わらの収集面積は平成23年2月現在約320ha(平成15年度比約1.5倍増)で、これは、市内の水稲作付面積の約17%にのぼります。

また、平成24年度より、『環境保全型農業直接支援対策(国・県・市の補助)』を実施することとしており、化学肥料や化学合成農薬の低減、有機農業(化学肥料、農薬を使用しない取り組み)の取り組み等の一定の要件を満たす農業者に対し、交付金を支給することにより支援を行います。

さらに、九州大学連携研究助成事業として、養豚の糞尿を液肥として利用するための調査・研究、液肥の運搬・散布に向けた基礎データの収集など、液肥化の実現に向けた研究を行っております。


個別質問  ② 健康な土壌に関連してお尋ねしますが、ダンボールコンポストで出来た堆肥の利用の現状についてお答えください。
部長答弁  たい肥の使われ方を数値で示す資料はありませんが、主に家庭菜園や庭木、花の栽培などに使われています。

また、マンションやアパートで利用している人は、出来たたい肥を、ベランダ菜園で使うほか、近所や知り合いの人に分けるとか、地域の保育園などで利用されていると伺っています。

さらに、JA糸島アグリでも出来たたい肥を引き取り、栽培試験の圃場や市民団体の農園などで利用しています。


個別質問  ③ ダンボールコンポストの推進方法についてお答えください。
部長答弁  市でも、生ごみの削減が出来ると同時に、たい肥を使った良質な土づくり、野菜・花づくりにつなげることが出来ることから、引き続き、JA糸島とタイアップして、出前講座や講習会、イベントなどを通して利用の推進を図っていきます。

個別質問  ④ 冒頭、市長の答弁にもありましたが、生活習慣病には早期発見・早期治療が重要であると私も全く同感であります。しかし、もっと洞察するに、ファーストフードでお腹を満たすことは、たまには良いでしょう。最近の赤ちゃんの3人に一人はアトピー患者とお聞きします。食物アレルギー患者も年々、増加傾向であります。その原因は、何であると分析されているでしょうか。お尋ねします。良く、切れる子供が増えたと言われますが原因はなんでしょうか。

乳幼児の食物アレルギー等を予防するため、何か対応策を取っているのかも、併せて答弁願います。

部長答弁  ①アトピー性皮膚炎や食物アレルギーが増加している原因や切れやすい子どもさんが増えた原因は、様々な要因が挙げられています。

②その一つとして、食の欧米化や偏食などの「食生活の変化」が要因であるという調査結果は承知しています。

市では、乳幼児の健全な成長のため、母子の食生活や栄養の指導に取り組んでおります。


個別質問  ⑤ 健康な母体から健康な赤ちゃんが生まれるのは道理です。糸島市においても、地道に自然食の料理教室が開催されています。この取り組みを後押しするかのように、政府は3月9日、ユネスコ無形文化遺産に「和食」提案を正式決定しました。このような取り組みを糸島中に啓発、拡大していきませんか。その方法についてお尋ねいたします。
部長答弁  ①本年度策定しました「健康いとしま21」では、市民の健康づくりの一貫として、「食を通した健康づくり」を推進することにしています。

②その中で、

・母子に対する食生活や栄養の指導

・地場産物を利用した料理教室の開催

・地産地消の取り組みと連携した野菜摂取の推進

・有機農産物などの安全安心な食の推進

などに取り組むことにしています。

<コメント>

高畑康子先生と

高畑康子先生と

 2月17日(金)伊都文化会館で開催されていた自然食の料理教室に参加し、朝日カルチャーセンター講師でもある栄養士の高畑康子先生にお話を伺いました。食は文化、食は命。糸島は食文化でいけると確信を持ちました。


個別質問  (1)女性の視点からの防災対策マニュアルとなっているか。

(2)防災訓練に女性や高齢者、障がい者の参加を促す仕組みを導入する必要があると考えるが、見解を伺う

(3)防災訓練に女性や高齢者、障がい者の参加を促す仕組みを導入する必要があると考えるが、見解を伺う。

(4)危機管理課に女性職員登用(嘱託)を望む。

① 冒頭、市長答弁で女性職員登用を検討するとの回答をいただきました。体制が整うまで(1)から(3)までどのように運用されるかこの一点のみ確認いたします。

部長答弁  ご指摘の女性の視点からの防災対策マニュアル、防災訓練に女性や高齢者、障がいの者の参加を促す仕組みつくりについては、女性の登用までの間、糸島市防災会議の女性委員や婦人消防隊、糸島市防災士会、男女共同参画部署の意見を聞きながら進めていきたい。

個別質問  (1)再生可能エネルギー導入に関する市長の見解を伺う。

① 冒頭で市長の答弁で、「担当部署を設け、個々を司令塔に、市の地域特性にあった再生可能エネルギーの調査研究、誘致に関する情報収集、市民に対する啓発などを積極的に取り組んでいきたい」との主旨の答弁がありました。

私は、2月20日(月)糸島市の名勝である白糸の滝に参りました。一面、雪景色、滝には、つららが下がっており、一幅の名画でした。聞くところによると、滝より少し下流に「小水力発電」を計画されているとのこと。24時間、発電が可能であります。再生可能エネルギー導入・推進のシンボルとして、出来れば、冬場も観光客を呼び込もうではありませんか。市長如何でしょうか。

市長答弁  白糸の滝の小水力発電については、九州大学との連携研究の一つとして、『「白糸の滝」1、2、3夢プロジェクト』と名付け、現在、着手しているところでございます。

これは、小水力発電の設置のみならず、水と小水力発電にこだわったエコパークや虹発生装置の整備など、夢と遊びごころもある計画で、白糸の滝の新たな観光資源も目指すものであり、糸島市における再生可能エネルギー導入のシンボルとなり得ると考えております。


個別質問  (2)真夏の熱暑から児童、生徒、市民をどう守ろうとしているか。公共施設にミストシャワー設置や窓ガラスなどに環境フィルム貼り付け対策が有効と考える。見解を伺う。

①小中学校の各教室に扇風機が設置されたが、室内温度を何度下げれる見通しでしょうか。

部長答弁  扇風機を使用する効果として、風により、皮膚表面で汗の蒸発が促され、気化熱が奪われることで、体が熱を放出し体温が下がります。

このことで、涼しく感じると言われております。

よって、体感温度は下がると思われますが、扇風機によって室温が下がることはないと考えております。

ただ、室内の空気を滞留させないことで、未使用の場合と比べてはるかに過ごしやすくなるのではないかと考えております。


個別質問  ② 室温を下げることができないのに、なぜ、扇風機の設置を行うのかご答弁願います。
部長答弁  猛暑対策として、エアコンの要望もありますが、市内22校普通科教室327教室もあり、前の議会でも答弁しましたように、設置費に約9億2千万程かかること、またランニングコストも高いこと及び他市の状況等を調査し協議した結果、扇風機を設置したいと考えています。

個別質問  ③ 一昨年の夏は気温30度以上の真夏日が70日を超えました。熱中症対策に効果があるミストシャワー設置は非常に効果があると判断するが、導入しないか。

学校図書館は冷房が入り、遮光カーテンも設置されているようだが、昼間でも蛍光灯を付けなければならない。それを回避するためには、飛散防止、紫外線をカットでき、夏は涼しく、冬は温かい環境フィルム添付も効果があると思うが、今後の公営施設、波多江公民館などに、環境フィルム設置を考えたら如何か。

部長答弁  窓ガラス面への遮熱フィルムの設置は、遮熱による冷房の効率化及び災害時の窓ガラスの飛散防止の効果が考えられます。

一方、費用対効果の面から考えますと、西日が長時間差し込む建物等、遮熱フィルム設置で大きな効果を期待できる施設は一部の施設に限定されることもあり、今後、調査・検討を行いたいと考えております。

<コメント>

 3月1日にFacebookで通告内容を投稿したら、、ミストシャワーについての取り組みについて、東京都国分寺市の議員さんから、「茨城県取手市が採用したことを知って、国分寺市も全小中学校にミストシャワーを導入した。児童・生徒・保護者から大変喜ばれました」とのコメントをいただきました。是非、問い合わせていただきたい。


<結び>

 今回は、4つのテーマについて質問しました。

市長をはじめ執行部の皆様のが、私の通告の主旨を真摯に受け止めていただき、答弁いただいたこと、心より感謝申し上げます。

最近、読んだ書籍にある歴史学者の言葉として「時代が大きく変化する時、3種類の人間がいる」①何かを起す挑戦の人たち ②それを見ている多くの人たち ③何が起きているのかすらわからない圧倒的多数の人たち、だ。

時代の変化を捉え、自らも変わり続けるものだけが勝利できる。とありました。

今回のテーマは全て、糸島が元気に、糸島発展こそが、日本の活力との思いで質問しました。

これからも不屈の挑戦者でありたいと決意し、一般質問を終わります。ありがとうございました。

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