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学校のいじめ根絶対策などについて質問しました

2012年 9月 17日
ゲリラ豪雨による濁流現場(平成22年7月)

ゲリラ豪雨による濁流現場(平成22年7月)

 平成24年9月14日(金)9月定例議会で糸島市議会になって、連続11回目の一般質問に立ちました。以下、質疑の全文を紹介します。 

 只今、議長から発言お許しをいただきました。建設産業常任委員会、公明党の笹栗 純夫でございます。 

 今回は、3つのテーマを掲げました。

1.    雨水対策について

2.    国際交流活動について

3.    学校のいじめ根絶対策について

 冒頭は3テーマすべて、市長、教育長にお尋ねいたします。

 最初のテーマ「雨水対策について」でございますが、議会でも取り上げ、また冠水現場に職員にお越しいただき、改善を求めて参りました。冠水箇所の把握や対策も順次なされております。しかしながら、最近の豪雨、ゲリラ豪雨は短時間降雨量を想定できません。あっという間に、浸水するケースも増えると予測されます。

 市民の目線から、このような集中豪雨に対する雨水排水等に関する相談はどこに課にすればよいか、分からないのが現状であります。

 通告しておりますように、

 ゲリラ豪雨が恒常化しつつある中で、市民の皆様からの緊急かつ切実な相談に窓口を一本化して、雨水問題に即応すべき体制を整える必要はないか。組織体制に関することでもあり、市長にお考えをお聞きします。

 二つ目のテーマ、国際交流活動についてでございます。

 外交は大事であり、外交の失敗は国の将来を危うくすると思っています。私は、この場で「ナショナリズムを高めよ」と極端なことを申し上げるつもりはありません。

 日本の置かれている現状は厳しいものがあります、国政特に外交政策も非常に重要ですが、こういう時であるがゆえに、地方自治体の果たす役割、民間外交が果たす役割が増していると思います。

 今月は日中国交正常化40周年。40周年前の日中国交回復に、民間外交、人間外交が決め手になったのは歴史の事実です。交流の主役は、道を開いた人々の子や孫の世代に移っています。志を継ぐ人材を育て、人間対人間の友情を拡げる。それが、多少の波では揺るがぬ友好の礎となると思います。

 通告に

 糸島市として中国をはじめ東アジアに経済進出を図ろうとされているが、姉妹都市、友好都市交流は国際親善の原点と考える。中学生などの相互訪問を再開すべきと考える。市長の見解を伺います。 

 三番目のテーマ「学校のいじめ根絶対策について」でございます。

 教育長にお尋ねします。通告の要旨①大津での「いじめ」問題をどう見ているのか、対岸の火事と思わずにお答えください。

 以上3点に渡り、問題を提起しました。

 徳富蘆花は「国家の実力は地方に存する」と述べています。地方分権は必ず進むと睨んでいます。市長並びに教育長の見解をお聞きします。

個別の質問につきましては、ご答弁をいただいた後、順次質問をいたします。よろしくお願いいたします。

<市長答弁1>

 集中豪雨の際に発生する道路の冠水や道路・水路の破損、土砂崩れ等の災害状況や市民からの相談を受ける総合的な窓口となる専門部署を設けてはどうか、とのご質問でございますが、現状は、市民に周知できていない部分もありますが、警報が出た段階で危機管理課に情報連絡本部を設置し、災害情報を受け付ける窓口となって、情報集約の一本化を図っているところでございます。危機管理課で集約した情報は、下水道課、建設課、農林土木課、消防本部にその情報を伝達し、それぞれの部署で災害対応に当たっております。なお、災害対策本部を設置した場合は災害対策本部が窓口となります。

 日頃の道路冠水などの雨水問題等についての相談は、下水道課で対応しております。

 今後、市民の皆さんが安心して相談できるよう非常時や日頃の窓口について周知を図っていきたいと思います。 

<市長答弁2>  

 中学生の相互交流は、青少年の国際感覚の醸成に役立っていることは十分認識しておりますが、交流の再開については、国際情勢や国内の動向を見極めながら、慎重に検討したいと考えています。

<教育長答弁>

 大津市の「いじめ」問題につきましては、マスコミ報道による情報しか持ち得ていませんが、大変悲惨で悪質な事件であると受け止めています。ただ、大津市の対応を批判するだけでは、本市のいじめ問題の解決にはならないと考えており、決して「対岸の火事」どころではございません。

 まず、いじめは、どこの学校でも、どの子にも起こり得ると考えています。そのため、いじめを起こさない学校運営が求められていると同時に、いじめが起こった時に、①早期発見 ②早期対応が的確にできる学校の運営体制及び指導体制、そして教育委員会の指導・支援体制を整えることが大切であります。

 また、少しでもいじめを減らすためには、本市が力を入れております人権教育と、「生きる力」を育む教育をこれまで以上に努めていく必要があると考えています。

 

<個別質問>

1.雨水対策について

①  ゲリラ豪雨が恒常化しつつある中で、市民の皆様からの緊急かつ切実な相談に窓口を一本化して、雨水問題に即応すべき体制を整える必要はないか。 

 冒頭市長答弁で市民の皆さんが安心して相談できるよう非常時は災害対策本部、日常(日頃)は下水道課が窓口であるとの周知を図っていくとの答弁がありました。

 一つだけ確認をいたします、どのような手段、方法で市民に周知される意向か、お聞かせ下さい。

<部長答弁>

 市民の皆さんへの周知については、行政区長会、自主防災組織の出前講座、広報誌、ホームページなどでお知らせしていきます。

<個別質問>

②  冠水等の情報をいち早くキャチするため、市民モニター制度を導入しないか。

  糸島市は、ソーシャルネットワークサービス(SNS)を活用するメリットの一つである「住民と行政の双方向性」を重視され、facebook、Twitterを導入されました。

 今回提案した冠水等の情報をいち早くキャチするため、フェイスブックなどを活用した災害情報提供市民モニター制度の導入をされてはいかがかと思います。冠水情報を静止画や動画で送っていただく。これほど確実な情報はありません。

 市民モニター制度が軌道に乗れば、いつ発生するかわからない竜巻発生情報なども市役所に報告していただくと、助かるのではありませんか。見解をお聞きします。

<部長答弁>

 フェイスブックによる災害情報の収集は、幅広く情報収集する手段として、有効な方策であると考えます。東日本大震災でもフェイスブックの有効性が立証されたように、市民からの現地の災害情報は、災害時における緊急性を考えると防災上重要な情報源となります。

 しかしながら、投稿者の二次災害防止のために義務を課さないことや提供していただく情報の内容をどの程度お願いするのか、また市側の情報処理の方法など課題もあることから、モニター制度も含めて、どのような手法がよいのか検討していきたいと思います。

<個別質問>

2.国際交流活動について

①糸島市として中国をはじめ東アジアに経済進出を図ろうとされているが、姉妹都市、友好都市交流は国際親善の原点と考える。中学生などの相互訪問を再開すべきと考える。市長の見解を伺う。

<コメント>

 頭市長の答弁をお伺いし、現民主党政府の無能、無策ぶり、特に外交の失敗が、特に相手国を挑発するような無神経なやり方が、地方自治体にも色濃く影響しているなとの感を強くしたものでございます。

 歴史的観点からも、間違いなく、糸島市は日本を世界をリードしていく使命があると思っています。教育、文化交流が再開できる日が、到来するすることをただ、ひたすら待っております。

<個別質問)

②  世界の潮流として、国際化は進む。英語、中国語、韓国語を話せる職員の設置、育成をすべきと考えるが見解を伺う。 

 国際化は今後ますます進展するでありましょう。英語は今や、国際標準語と言っても良いと思います。日本は日本海、東シナ海を隔てて、ロシア、朝鮮、中国と隣接しています。日本は東アジア文化圏に位置しています。日本は近隣国を大事にしなければなりません。それを阻害しているのが言葉の壁ではないでしょうか。他国の文化を受け入れ、それぞれの国の風習についても、もっと勉強すべきと考えます。

 そのような思いを込め、「英語、中国語、韓国語を話せる職員の設置、育成をすべき」と通告しました。どのようなお考えであるのかお尋ねします。

<部長答弁>

 市内にある日本語学校や九州大学伊都キャンパスで学ぶ多くの留学生が本市に在住しており、急速な国際化を肌で感じております。

 そのような状況の中で、外国人の方が市役所の窓口等に諸手続きに来庁されることも増加しており、英語をはじめとする外国語で適切に対応できる職員の配置や育成が必要であることは認識しております。

 現状では、庁舎を訪れた外国人に適切な対応ができる職員の育成については、各職員の自己啓発による取り組みを支援することにとどまっておりますので、今後、語学力の習得に向けた方策の検討が必要と考えます。

<個別質問>

  • 外国語が話せる職員がいるのであれば、語学力が発揮できる人事配置ができないか。 
  • 採用時に語学力のある職員を採用できないか。 
  • 職員に対して語学力を高める方策等の検討はできないか。 

以上3点について一括して答弁願います。

<部長答弁>

  •  英語、中国語、韓国語を話せる職員は10人程おりますが、語学力を有する職員全てを窓口業務に従事させることは現実的に困難です。従いまして、窓口等で通訳を要する場合など必要に   応じて応援できる体制としまして、外国語(英語、中国語、韓国語)で窓口対応できる職員を嘱託化又は委託化により、整備したいと考えております。
  •  現在は、職員採用にあたり、語学力についての要件を定めておりませんが、今後、他市の状況も調査した上で、採用試験の要件に加えるかどうか、検討いたします。
  •  自己啓発の一環として語学力習得の支援を継続的に行いたい。また、次年度からは、本市の研修の一環として、職員の研修希望を調査した上で、希望者に「英会話講座等」を受講させるなど、外国人への初期対応能力の習得に向けて積極的に取り組みたいと考えています。

<個別質問>

③外国人観光客に対する観光ガイドとしてスマートフォンやipadなどのタブレット端末向けの観光案内アプリ作成の助成事業を行わないか。

 外国人観光客を迎えるために、関係の施設や観光案内、商店の方々がすべて、外国語が堪能であるとは限りません。また育成するにも時間がかかってしまいます。

 そこで、観光ガイドを音声や文字で知りたい情報を即座にお知らせするツール利用の自治体が出てきております。勿論、我々日本人が使えるのは当然です。

 観光行政については、糸島市観光協会に委ねている部分が多いので、通告では「観光案内アプリ作成の助成事業」と表現させていただきました。「外国人観光客に対する観光ガイドとしてスマートフォンやipadなどのタブレット端末向けの観光案内アプリ作成の助成事業を行わないか。」見解をお聞きします。

<部長答弁>

 本市は、観光振興基本計画により外国人観光客の誘致を基本方針の一つにあげており、今年度から特に福岡都市圏で行うワーキング会議により、海外からの誘客を促す広域観光の強化を図る等、外国人観光客誘致の具体的方策を行っております。

 このような中、従来からの「人」と「人」の対応という事でのボランティアガイド育成と外国人接客研修の重要性と、これから保有率がさらに増加するであろう、広<多<の人に対応可能なスマートフォン等を活用したガイド等の

 必要性は認識しております。現在、日本人観光客はもとよリ外国人観光客にも対応できる、多言語対応の観光案内アプリの作成やQRコード音声解説サービス等の調査を行っております。

 今後、市観光協会に対して、国などの補助金制度の紹介も含めて、観光案内アプリの作成の働きかけを行うとともに、必要があれば市の助成を考えたいと思います。

<個別質問>

(3)学校のいじめ根絶対策について 

①    大津での「いじめ」問題をどう見ているのか、対岸の火事と思わずにお答え願う。 

 冒頭、教育長から要旨の①大津での「いじめ」問題をどう見ているのか、対岸の火事と思わずにお答え願う。についてはお聞きしました。

 これだけの社会問題になった件について、糸島市教育委員会として見解を出される意義は大きいと思います。

 通告に従い、順次、質問いたします。

②「子供たちは知っていた。しかし、その声は届かなかった」と言われているが、どう思われているのか。

③教師は「再三注意した」、校長は「けんかと判断した」いう内容が伝えられているが、大津では、行政(市長)と教育委員会との関係もぎくしゃくしているように思

われる。このような事態をどのように見られているか。

 この二点について、教育部長の答弁を求めます。

<部長答弁>

 教育委員会では、いじめ問題の早期発見に対しまして、本市の取組が十分であったかどうかを検討いたしました。

 これまで各学校において、最低でも年2回のアンケート調査や相談活動、目安箱のような相談ボックスの設置等を行ってきましたが、本当に十分だったか、その取組の内容について検討しています。

 しかし、本当に大切なことは、子どもが出しているいじめのサインを教師が見抜く目であり、いじめの解決に向かって行動する主体的な態度であります。つまりは、教師の資質の向上が、何よりも大切であり、これを更に高めていく必要があると考えております。 

 大津市の行政と教育委員会の関係を評価する立場にはありませんが、行政(市長)と教育委員会の関係につきましては、独立性を大切にしながらも、市の子どもをともに育むという大きな目標に向かって連携することは当然のことであると考えます。今後とも、市長部局と教育委員会との、報告・連絡・相談を密にしていくことが、何よりも重要だと考えております。

<個別質問>

④教育長として現場の教師に望むことは何か。

⑤いじめてる子どもたちに教育者として、大人として、人間として伝えたいことは何か。

⑥いめられている子どもと、その家庭にお願いすることがあれば何か。

<教育長答弁>

 ①毎月1回、定例の校長会を開催しておりますが、7月の校長会で、私は校長に次のようにお願いをいたしました。

  『いじめのない学校を目指し、すべての学校が校長を先頭に努力して戴いていると思うが、残念ながら、いじめのない学校はないと考えている。いじめを隠す学校であってはならない。教育委員会は、「いじめはありません。」という報告を待っているわけではない。いじめがあった時には隠さずに、「早期発見とその解決のために、この様な取り組みを行いました。」、「今は、学校としてこんなことを頑張っています。」という報告を待っている。いじめの報告のない学校を良い学校と評価する訳ではない。隠すことなく、子ども達と真摯に向かい合うことを、教育委員会は望んでいる。」という内容です。

 私は、いじめに立ち向かう現場の教師には、3つの基本姿勢が大切であると考えています。

①  いじめは、どの学校で絵もどの子にも起こり得るという危機意識

②  いじめは、人間として絶対に許されないという強い認識

③  いじめられている子どもを最後まで守りぬくという強い信念

 この3つの基本姿勢を持ち、校長を中心に、子ども達のために、全力でいじめに対峙する学校であってほしいと考えており、そのために教育委員会として、学校を信じ、学校の相談に乗り、的確な指導を行っていきたいと考えております。 

 ②いじめは、児童生徒の心身の健全な発達に重大な影響を及ぼし、不登校や場合によっては自殺や殺人などを引き起こす背景ともなる深刻な問題であります。

  そこで、いじめは、いじめられる方も、いじめた方も不幸になるものであること、たとえどのような理由があろうともいじめは、いじめる方が悪いのであり、人間として許されるものではない卑劣な行為であることを伝えていきたいと考えます。そして、すぐにいじめをやめて欲しいと思います。

 

 ③学校は、いじめられている子どもを最後まで守り抜くという強い信念をもって解決のために努力して参ります。いじめられている子は、一人でも多くの大人に相談して欲しいと思います。

 また、学校と家族が、心と行動を共にしながら、子どもたちを守っていくことが大切です。一人ひとりが、かけがえのない存在であるということが実感できる学校・家庭をともにつくって行くようお願いしたいと思っております。

 

<コメント>

  教育者でもあった宮沢賢治は、「みんなの幸福なしに私の幸せはない」と叫びました。

  全国の9月定例議会でいじめ問題がテーマとなっていることでしょう。

  文部科学省も重い腰を上げて、いじめ問題に向き合おうとしております。国が予算化して全公立中にカウンセラーの配置、200地域に専門家組織設置を目指しています。

  また、いじめ隠しを防ぐため、積極的な実態把握に努めた学校や教員を評価することも通知することになっています。

 サポート体制が充実することは、大いに評価します。

 しかしもっと大事なのは、今日、ご答弁いただいた内容が、教育委員会をはじめ教職員、保護者、そして全市民がこの問題を我がこととして捉え意識変革をすることではないでしょうか。

 そう言った意味で、本日の答弁は価値あるものになるでありましょう。

 本日のご答弁が、深く浸透して、仮にいじめがあったとしても、早期に解決でき児童、生徒、保護者、先生が納得する対応が望まれます。

 

<結び>

 今回は、1.雨水対策について 2.国際交流活動について 3.学校のいじめ根絶対策について質問いたしました。

 市長をはじめ執行部の皆様から、真摯な答弁をいただきました。

  「3.11東日本大震災」から今日で553日目を迎えました。議員である私自身、防災に関しては生涯かけて向き合おうとの思いで質問させていただきました。

 国際交流活動についても、糸島市の良さを全面に打ち出し、市民の皆様のお力をお借りして、打って出る時が来たと思っています。

 私が尊敬する方で、世界的に有名な建築家、安藤忠雄氏の著作「安藤忠男仕事をつくる 私の履歴書」を読みました。久々、大感動しました。「今こそ日本が一丸に」の章に「これからは、アジアから見ると、日本はどう見えるのかということをもっと考える必要がある。私も仕事を通して「アジアはひとつ」「地球はひとつ」を実感している。お互いに助け合い、支え合いながら新しい世界をつくるべき時を迎えている」と書かれていました。世界を知り抜いた安藤忠雄氏の言葉は実に深く、意を得ていると思いました。

 学校のいじめ対策についても、教育長、教育部長から率直なご答弁をいただきました。

 私は、ご答弁いただいたお言葉を100%信じます。社会の要請に応じた「社会のための教育」から、社会全体が子どもの人格の完成を促す「教育のための社会」へどう、具現化していかれるか、しっかり見守ってまいります。以上を持ちまして、私の一般質問を終わります。

 録画中継(録画)をご覧いただける方は、下記のURLをダブルクリックしてください。

 http://www.gikai-tv.jp/dvl-itoshima/2.html

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