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議員提出の「原発の再稼働は行わないことを求める意見書」に反対討論をしました

2014年 10月 5日

 

糸島市立福吉小学校構内に設置してあるモニタリングポスト

糸島市立福吉小学校構内に設置してあるモニタリングポスト

9月議会最終日である9月25日(木)、総務文教常任委員会で僅少差の賛成となっていましたが、総務文教常任委員長である私には議決権がないため、本会議で反対討論を行いました。

私は、原発再稼働に反対したからと言って、原発推進派ではありません。できるだけ速やかに原発ゼロ社会を目指しています。

現在、原発周辺自治体は協力して、国と九州電力に、広域避難体制支援や更なる安全性確保を九州電力に申し入れている最中であり、糸島市が原発再稼働反対決議を単独で行うことは、交渉上得策ではないと判断し、以下の反対討論を述べました。

結果は賛成9名、反対11名、退席1名となり否決されました。 

反対討論

意見書案第5号「玄海原発の再稼働は行わないことを求める意見書の提出について」反対討論を行います。

反対する最大の理由は、再稼働の議論そのものが時期尚早であること。

原発再稼働論議が舞台に乗る、前提条件として次の二点に絞られると考えます。

一つは、玄海原子力発電所の安全性を究極まで高めること。

もう一つは、広域避難体制を確立すること。

以上、二つが論議する段階に至っていないことであります。

先日の西日本新聞の報道を見ますと、経年劣化している1号機は来年10月で40年が経過します。原子力規制委員会は、昨年7月に新規制基準で原発の運転期間を原則40年に制限しました。20年を超えない範囲だけで1回だけ延長を認める場合もあるが、新規制基準への適合検査に合格することに加え、原子炉圧力容器にキズや割れがないか超音波を使って調べるなど特別な点検を課すとしています。世界一厳しい基準をクリアするためには、莫大な費用がかかると予測され、廃炉を検討する。2号機については、1号機ほど経年劣化はないものの、長寿命化するためには、多大な費用が嵩むとありました。

原子力発電所は完全に、廃炉にしない限り、稼動していようが停止中であろうが、原子炉の燃料棒はあるわけであり、危険であることは変わりません。

地震を初め、想定外を想定しなければなりません。

糸島市はUPZ圏内に約1万5千人、40キロ圏内に、ほとんどすべての市民が住んでおられます。

今急がなくてはならないのは、市民あげての広域避難体制の確立を急ぐことではないでしょうか。

単に、原発再稼働の反対決議をしても、国から相手にされなくなる可能性を孕んでいます。

糸島市民を守るためにも、この意見書には断じて反対を表明いたします。

私の政治信条の一つに、戦国大名・武田信玄の「風林火山」があります。

その判断は、機を逃さないこと。逆に拙速さを戒めています。今回は、「動かざること山の如し」が賢明な判断であると確信しております。

本案件については、起立採決するようになりました。この案件だけは、でんと構えて臨むべきであり、断じて起立せず、賛成すべきでないと申し上げ反対討論といたします。

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