来年度(平成27年4月)から、放課後児童クラブ入所が小学6年生まで拡大される
平成26年12月議会で議案第95号「糸島市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例について」が上程され、総括質疑、市民福祉常任委員会に付託され可決、議会最終日である12月17日(水)本会議にて全議員が賛成し可決いたしました。
放課後児童クラブ入所対象児童は「市内に住所を有する原則として小学校第1学年から第3学年までの児童で、その保護者が労働等により昼間家庭にいないものとする。」となっていましたが、今回の条例改正は「原則として市内の小学校に就学している児童」となったので、小学校6年生まで入所が可能となりました。
私も議員になって、放課後児童クラブ受け入れ時刻拡大や対象学年の拡大の要望をお聞きし、一般質問や予算委員会などで質疑・要望して参りました。残念ながら、そのご要望にお応えすることはできませんでした。
本年二月、月形市長誕生とともに、市長マニフェストが平成26年度版公約実現化プランとして公表されました。事業数:全108事業の中に、次の2事業が含まれました。市民の民意をしっかり汲み取っての施策であり大歓迎いたします。
1.「放課後児童クラブ開所時間延長事業」:放課後児童クラブの開所時間が18時から19時に延長する。→平成26年4月から実施されている
2.もう一つが、「放課後児童クラブ対象学年拡充事業」:放課後児童クラブの入所対象児童は現在小学校3年生までであるが、6年生までに引き上げる。→平成27年4月から実施予定
現在、糸島市15校区で23児童クラブあり約900人が、入所しています。受け入れ学年延長で200名から300名増えると見込まれています。放課後児童クラブの受け入れ児童のピークは平成27年と予測しており、収容が困難と思われる児童クラブについては、教育委員会とも協議して、空き教室の有効利用も考えておられます。
子育て世代を、バックアップする取り組みであり喜んでいただけると思っています。